テニス肘の主な原因は使い過ぎです。

指を伸ばす筋肉（短橈骨手根伸筋、長橈骨手根伸筋、総指伸筋）が使われ過ぎて、骨の付着部を引っ張っている事が多くあげられます。

また、全身の筋力不足や、歪みからくる筋肉の使い過ぎも多いです。

物を持つには、体幹の安定や、足の筋肉も重要になります。

しかし、これらの筋肉が不足していたり、上手く使えずに手で強く握りすぎている場合は、指の筋肉に多くの負担がかかり、結果的に使いすぎて痛めてしまいます。

姿勢が歪んでいる状態で家事を繰り返す事も、

体幹が安定せず、本来の指の筋肉にかかる負担以上のストレスが加わり続ける事で、テニス肘を発症します。

・手指の使い過ぎ

・指先の細かい作業が多い

・力仕事が多い

・姿勢が悪い（猫背、巻き型、反り腰等）

・手首が硬い

・家事をよくする

・長時間デスクワークをする

・書き物が多い

・職人業（料理人、大工など）

・ラケット競技をする　　　　　　　etc

テニス肘が痛いのをそのままにすると、

簡単な日常生活でさえも痛みを抱えながら生活せざるを得ない状態になります。

重篤な疾患に進行したりすることはないですが、

普通にこなせる日常生活や簡単な作業でも痛みが出るので、いろいろと億劫になり意欲低下を起こす方を多く見てきました。

注射や湿布で痛みが良くなっていく場合もありますが、

緩和したが痛みはまだ残る方や、

再発してしまう方、

安静にしても痛みが変わらない方も多いです。

当院で姿勢の改善や、筋膜の調整をすることで、

痛みの根本改善をしていく方は多いので、

悩みが深刻な方はもちろん、不安がある方は、

今のうちに根本改善することを勧めます。